GIGAスクールでタイピングが必須に。英語と同時に身につく理由を解説

「学校でパソコンを使うようになったけど、うちの子、キーボードをまったく打てなくて……」

GIGAスクール構想で1人1台の端末が配備されてから数年。授業でパソコンやタブレットを使う場面は確実に増えています。調べ学習のレポート作成、プレゼン資料づくり、オンラインテスト。どれもキーボード入力が前提です。

ところが、実際にはタイピングが追いつかず、授業で苦労しているお子さんが少なくありません。文部科学省が掲げるタイピング目標を達成できている小学生は、半数にも届いていないのが現状です。

「タイピングを習わせたほうがいいかも」と感じているパパ・ママに、ぜひ知っていただきたいことがあります。それは、タイピングと英語は一緒に学ぶと、両方とも効率よく身につくということです。

この記事では、小学生のタイピング事情の実態と、英語×タイピング学習が効率的な理由、そしてタイピング教室との違いをわかりやすく解説します。

小学生のタイピング、どこまで求められている?

小学生のタイピング事情 GIGAスクール目標と達成率
小学生のタイピング事情(出典:文科省・EdTechZineより作成)

まず、「タイピングが必要」と言われても、具体的にどのくらいのレベルが求められているのか、データで確認しておきましょう。

文科省の目標: 1分間に40文字

文部科学省のデジタル学習基盤特別委員会は、小学生のタイピング速度の目標として1分間に40文字を掲げています(令和8年度目標)。

1分間に40文字というのは、「きょうはいいてんきです」くらいの短い文を、だいたい20秒で入力できるペースです。大人からすると「そんなに速くないのでは?」と思うかもしれませんが、キーボードに慣れていない小学生にとっては簡単な数字ではありません。

達成率は約45%。半数以上が目標に届いていない

令和6年度に実施されたタイピングスキル検定の結果によると、この目標を達成している小学生は約45%にとどまっています(出典:
EdTechZine)。

つまり、半数以上のお子さんが、学校で求められるタイピングスピードに達していないのです。

授業では端末を使った課題が増える一方で、タイピングの練習時間は十分に確保されていません。学校だけに任せておくと、「内容は理解しているのに、入力が遅くて時間内に終わらない」という状況が起きてしまいます。

タイピングは「将来のため」ではなく「今の問題」

少し前まで、タイピングは「将来パソコンを使うようになったら必要になるスキル」でした。しかし、GIGAスクール構想によって状況は変わりました。

2021年度から全国の小中学校で1人1台端末が配備され、授業中にキーボードで文章を入力する場面は日常になっています。タイピングは「いつか必要になるもの」ではなく、今まさに授業で困るかどうかに直結するスキルです。

この状況に気づいたパパ・ママの中には、「タイピングを習い事として始めさせたい」と考える方が増えています。ここで注目したいのが、タイピングの学習方法です。

英語とタイピングを一緒に学ぶと効率的な4つの理由

「タイピング教室に通わせよう」と調べ始めたとき、「英語もセットで学べる教室がある」と知ったらどう感じるでしょうか。

一見、別々のスキルに見えるタイピングと英語。でも実は、この2つはとても相性がよく、一緒に学ぶことで両方の上達が加速する関係にあります。その理由を4つご紹介します。

理由1: キーボードはそもそもアルファベット

日本語のローマ字入力でも、キーボードで打つのはアルファベットです。「か」を打つには「K」と「A」を押す。「し」なら「S」と「I」。

つまり、タイピングを練習する過程で、お子さんは自然とアルファベットの配置と形を繰り返し目にし、指で覚えていくことになります。

英語学習の入り口はアルファベットの習得です。タイピング練習を通じてアルファベットが身体に染み込んでいるお子さんは、英語の文字学習にスムーズに入れます。「わざわざアルファベットを覚える時間」を取らなくても、タイピングの練習がそのままアルファベットの学習になっているのです。

理由2: スペルが「指の感覚」で定着する

英単語のスペルを覚えるのは、多くのお子さんにとって苦労するポイントです。ノートに何回も書いても、テストになると「あれ、eだっけ?
aだっけ?」と迷ってしまう。

タイピングで英単語を入力すると、スペルが「文字の並び」としてだけでなく、指の動きのパターンとしても記憶されます。「apple」と打つとき、左手の小指(A)→右手の薬指(P)→もう一度同じ指(P)→右手の中指(L)→左手の中指(E)という指の流れが、身体に刻まれていきます。

自転車に乗る方法を言葉で説明できなくても体が覚えているように、タイピングで覚えた英単語のスペルは忘れにくいのが特徴です。これは脳科学で「手続き記憶」と呼ばれる仕組みで、意識しなくても自動的に再現できる記憶です。

理由3: 反復回数が手書きの数倍になる

英語にかぎらず、学習の基本は反復です。同じ単語に何度も触れるほど、記憶は定着していきます。

タイピングの大きな利点は、手書きに比べて同じ時間で何倍もの回数を練習できること。鉛筆で「beautiful」と1回書く時間で、タイピングなら3〜5回入力できます。

しかも、手書きと違って手が疲れにくいので、お子さんが集中力を保てる時間が長くなります。短い時間でたくさんの回数をこなせるため、学習効率が上がります。1日10分の練習でも、手書きの30分に匹敵する反復量を確保できるのです。

理由4: 「ローマ字」の壁を先に越えられる

小学3年生でローマ字を習いますが、ここでつまずくお子さんは少なくありません。「し」は「SI」なのか「SHI」なのか、「つ」は「TU」なのか「TSU」なのか。ローマ字のルールを机上で暗記するのは、なかなか大変です。

英語×タイピングの学習では、アルファベットの音と文字の関係を実際に打ちながら体得していきます。英語の発音とスペルの関係性(フォニックス)を学ぶことで、ローマ字のルールも「なぜそう書くのか」が感覚的にわかるようになります。

結果として、学校でローマ字を習う前にアルファベットと音の対応が身についている状態をつくれます。ローマ字の授業が「知ってることの確認」になるので、お子さんの自信にもつながります。

「タイピング教室」と「英語×タイピング教室」、何が違う?

タイピングを習い事として考えたとき、大きく2つの選択肢があります。タイピングだけを教える教室と、英語とセットで教える教室です。それぞれの特徴を比較してみましょう。

タイピング専門教室の場合

タイピング専門の教室では、ホームポジションの習得、入力速度の向上、正確性の向上が主な目的です。練習内容は日本語のローマ字入力が中心で、「あいうえお」から始まり、短文入力、長文入力へとステップアップしていきます。

タイピングスキル自体は確実に身につきますが、学習の成果がタイピング速度の向上に限定されるのが特徴です。学校の授業や将来のスキルとして役立ちますが、「習い事として1つのスキルだけを伸ばす」ことになります。

英語×タイピング教室の場合

英語×タイピング教室では、英語の学習素材を使ってタイピングを練習します。英単語やフレーズを入力しながら、スペル・意味・発音を同時に学んでいきます。

この方法のメリットは、1つの習い事で2つのスキルが同時に伸びること。タイピングの練習時間がそのまま英語の学習時間にもなるため、忙しい小学生のスケジュールの中でも効率的です。

さらに、英語×タイピングの学習は単調になりにくいという利点もあります。タイピングだけの反復練習は飽きやすいのですが、英語という「中身」があることで、「この単語の意味は何だろう?」「次はどんな単語が出るかな?」という知的好奇心が維持されます。

比較項目 タイピング専門教室 英語×タイピング教室
身につくスキル タイピング速度・正確性 タイピング + 英語力
練習素材 日本語中心 英単語・英文
アルファベット習得 副次的 学習の中核
飽きにくさ 反復が単調になりやすい 英語の内容で変化がある
コスパ(習い事数) 1スキル 2スキル同時
英検との連動 なし 語彙・スペル力が英検に直結

アクティメソッド西熊本校の特徴

熊本市南区薄場にあるアクティメソッド西熊本校は、タイピングと英語を組み合わせた独自の学習法で指導を行っている英語教室です。

タイピング×英語の独自カリキュラム

レッスンは英語トレーニング30分 +
タイピング30分
の構成。英語の基礎力を鍛えるパートと、タイピングで英単語を定着させるパートを組み合わせることで、「わかる」と「使える」の両方を同時に育てます。

タイピングの練習では、その日のレッスンで学んだ英単語やフレーズをキーボードで入力します。学んだ直後にタイピングで反復することで、記憶の定着率が大幅に上がります。

週1回の通塾 + 1日10分の自宅学習

通塾は週1回。忙しいご家庭でも無理なく続けられる頻度です。

自宅ではオンライン教材を使って、1日10分のタイピング練習に取り組みます。10分なら、学校の宿題が終わったあとのすきま時間でも十分にこなせます。「毎日少しずつ」の積み重ねが、タイピング速度と英語力の両方を着実に伸ばしていきます。

週1回のレッスンで学んだことを、毎日10分の自宅練習で定着させる。このサイクルが、アクティメソッドの学習効果を支えています。

英検準2級の合格実績

アクティメソッドでは、小学生で英検準2級に合格したお子さんもいます。英検準2級は高校中級レベルに相当する試験です。

タイピングで英単語のスペルが体に染み込んでいるお子さんは、英検のリーディングやライティングで力を発揮します。「覚えた単語を思い出す」のではなく、「知っている単語が自然に出てくる」状態になっているからです。

もちろん、全員が準2級を目指す必要はありません。大切なのは、お子さんのペースに合わせて着実にステップアップできる環境があることです。

GIGAスクール時代。タイピングを「ただ速く打てる」で終わらせない

GIGAスクール構想によって、タイピングは小学生にとって避けて通れないスキルになりました。学校での目標達成率が約45%という現状は、家庭でのサポートが必要なことを示しています。

そのとき、「タイピングだけ」を学ぶのか、「タイピング +
英語」を同時に学ぶのか。同じ時間を使うなら、2つのスキルが身につくほうが、お子さんの将来の選択肢は広がります。

キーボードに向かう時間を、ただの入力練習で終わらせるのはもったいない。その時間で英語も一緒に身につけられるとしたら、パパ・ママにとっても、お子さんにとっても嬉しいのではないでしょうか。


アクティメソッド西熊本校では、無料体験レッスンを実施しています。

「タイピングを習わせたいけど、英語も気になる」「うちの子に合うか、まず試してみたい」そんな方は、ぜひ一度お試しください。

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エビデンス一覧

データ 出典
小学生のタイピング速度目標: 1分間40文字(令和8年度) 文部科学省 デジタル学習基盤特別委員会
タイピングスキル検定 目標達成率: 約45%(令和6年度) EdTechZine
1人1台端末配備: 2021年度〜 文部科学省 GIGAスクール構想
英検準2級: 高校中級レベル 公益財団法人 日本英語検定協会

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