春休みに小学生の英語力を伸ばすには?新学年前にやっておきたい準備を学年別に解説
「春休み、英語は何をさせたらいいんだろう…」
「4月から英語の授業が始まるけど、何か準備しておいた方がいいのかな…」
新学年を目前にして、お子さんの英語学習について考え始めるパパ・ママは多いのではないでしょうか。
春休みは約2週間と短いですが、新しい学年に向けた英語の準備をするには十分な期間です。特に、小学3年生から外国語活動が始まり、5年生からは教科として成績がつくようになった現在の学習指導要領では、学年の節目で英語力の差がつきやすい構造になっています。
この記事では、春休みに小学生ができる英語学習のポイントを学年別に解説します。自宅でできる勉強法から、英検準備の始め方まで、約2週間の春休みを有効活用するヒントをお届けします。
ぜひ最後までご覧ください。
なぜ春休みが英語学習のチャンスなのか
夏休みに比べると短い春休みですが、英語学習にとっては見逃せないタイミングがいくつかあります。
理由1: 学年の切り替わりは「英語の壁」が生まれやすい
現在の学習指導要領では、学年によって英語の位置づけが大きく変わります。
| 学年 | 英語の区分 | 内容 | 授業時間 |
|---|---|---|---|
| 1〜2年 | なし | 英語の授業なし | 0時間/年 |
| 3〜4年 | 外国語活動 | 聞く・話すが中心(成績なし) | 35時間/年(週1回) |
| 5〜6年 | 外国語(教科) | 読む・書くも加わり4技能。成績あり | 70時間/年(週2回) |
出典:外国語教育|文部科学省

出典:外国語教育|文部科学省
特に新3年生と新5年生は、英語との向き合い方が大きく変わるタイミングです。この切り替わりの直前にあたる春休みは、次の学年にスムーズに入るための準備期間として最適です。
理由2: 宿題がない分、自由に使える時間がある
夏休みや冬休みと違い、春休みは学校から宿題が出ないケースがほとんどです。そのため、お子さんの興味に合わせた学習を自由に組み立てられるのが春休みの利点です。
「やらされる勉強」ではなく「選んだ勉強」のほうが、お子さんのモチベーションは上がりやすいもの。春休みは英語に楽しく触れるきっかけを作るのに向いている期間です。
理由3: 英検第1回の申込が春休み中に始まる
2026年度の英検第1回は、3月23日(月)から申込受付が始まります。一次試験は5月31日(日)です。
春休みは「英検を受けてみようかな」と考え始め、準備をスタートするのにちょうどよいタイミングです。今から始めれば、約2ヶ月の準備期間を確保できます。

学年別: 春休みにやっておきたい英語の準備
学年によって英語の到達度やこれからの課題が異なります。お子さんの新学年に合わせて、春休みの過ごし方を考えてみてください。
新小学3年生 — 外国語活動がスタート
4月から初めて英語の授業が始まる学年です。不安を感じるパパ・ママもいらっしゃるかもしれませんが、3年生の外国語活動は「英語を聞いて楽しむ」ことが中心。まずは英語に対するポジティブなイメージを持たせることが大切です。
春休みにおすすめの準備:
- アルファベットに触れる: 大文字・小文字の形を「見たことがある」状態にしておく
- 英語の歌やアニメを楽しむ: 意味がわからなくても、英語の音に慣れることが目的
- 数字・色・動物の英語: 身近なもの10〜20語程度を遊び感覚で覚える
この時期は「勉強」として構えるよりも、日常生活の中で英語に触れる機会を増やすくらいの感覚で十分です。
新小学5年生 — 教科化で「成績がつく」
5年生からは外国語が正式な教科になり、通知表に成績が記載されます。3〜4年生で「聞く・話す」中心だった授業に、「読む・書く」が加わるため、学習の質が大きく変わります。
春休みにおすすめの準備:
- アルファベットの読み書き: 大文字・小文字を正確に書けるようにする
- 3〜4年で習った表現の復習: あいさつ、自己紹介、好きなものの伝え方など
- 基本的な英単語の読み練習: 曜日、月、数字、色など、目にして「読める」状態を目指す
5年生では教科書に載る英単語数が一気に増え、600〜700語を扱うことになります(参考: 小学校で習う英単語は何語?)。春休みのうちに基本単語に触れておくと、4月からの授業がスムーズになります。
新中学1年生 — 小学校英語の「既習前提」でスタート
中学校の英語は、小学校で習った600〜700語が「すでに知っている前提」で授業が進みます。2025年度の教科書改訂により、この傾向はさらに強まりました。
「アルファベットから丁寧に教えてもらえる」というイメージは過去のもの。小学校で英語に苦手意識を持ったまま中学に上がると、最初から「ついていけない」と感じてしまうリスクがあります。
春休みにおすすめの準備:
- 小学校で習った英単語の総復習: 特に曜日・月・数字・身の回りの単語を確認
- be動詞と一般動詞の基本: 「I am〜」「I like〜」の文が作れるか確認
- 英検5級の問題を試してみる: 中学初級レベルの問題に触れて、自分の実力を知る(参考: 英検5級の勉強法)
春休みの2週間で全てを完璧にする必要はありません。「自分が今どれくらいできるのか」を知ることが、中学英語のスタートダッシュにつながります。
自宅でできる春休みの英語学習法3選
学年に関わらず、春休みに自宅で取り組める英語学習の方法をご紹介します。
1. 毎日10分の英語リスニング
英語の音に慣れるには、短時間でも毎日続けることが大切です。春休みの2週間、毎日10分のリスニングを続けるだけでも、英語の音への反応が変わってきます。
- 低学年: 英語の歌やチャンツ(リズムに乗せた英語フレーズ)を聞く
- 中学年: NHK基礎英語や英検のリスニング音声を流してみる
- 高学年: 英検過去問のリスニング音声で実践練習(英検公式サイトから無料ダウンロード可能)
2. 英単語カード + タイピング練習
英単語を覚えるには、「見る」「聞く」「書く」を組み合わせるのが効果的です。手書きの単語カードに加えて、タイピングで英単語を打ち込む練習を取り入れると、スペルの記憶がより定着しやすくなります。
キーボードで英単語を入力する動作は、手書きとは異なる指先の感覚を使うため、当校の指導経験上、記憶の定着を助けると言われています。しかも、タイピングはゲーム感覚で取り組めるため、お子さんが「もっとやりたい」と感じやすいのが大きなメリットです。
- 1日10〜15語を目標に、新しい単語と復習を組み合わせる
- 「覚える → 翌日に復習 → 1週間後にもう一度」のサイクルが効果的
3. 英語の絵本・マンガを読む
「勉強」として構えず、英語に触れる時間を増やす方法として、英語の絵本やマンガが有効です。
- 低学年: 絵が多く、1ページ1〜2文の簡単な英語絵本
- 中学年: 日本語と英語が併記された絵本や、好きなアニメの英語版
- 高学年: 英検対応のリーディング教材や、興味のあるテーマの英語記事
大切なのは、お子さんが「英語って楽しいかも」と感じる体験を春休み中に1つでも作ること。その小さなきっかけが、新学年での英語学習に対するモチベーションにつながります。
春休みは英検準備のスタートにも最適
「英検を受けてみようかな」と考えているパパ・ママにとって、春休みは準備を始める絶好のタイミングです。
2026年度 英検第1回の日程
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 申込受付開始 | 3月23日(月) |
| 申込締切 | 5月7日(木) |
| 一次試験 | 5月31日(日) |
春休み中に申込が始まるため、「まずは受けてみよう」と決断するには最適なタイミングです。英検5級であれば、今から約2ヶ月の準備で合格を目指せます。
学年別のおすすめ受験級
| 学年の目安 | おすすめの級 | レベル |
|---|---|---|
| 新小学3〜4年 | 英検5級 | 中学初級程度(リーディング + リスニングのみ) |
| 新小学5〜6年 | 英検5級 or 4級 | 英語学習経験に応じて選択 |
| 新中学1年 | 英検4級 or 3級 | 小学校で英検経験があれば3級も射程圏内 |
英検は合格・不合格だけでなく、CSEスコアで自分の実力を数値で確認できるため、「今の英語力がどれくらいか」を知る良い指標にもなります。
詳しい勉強法は、以下の記事も参考にしてください。
アクティメソッド西熊本で春休みに英語体験
「自宅学習だけでは何を優先すればいいかわからない」「お子さんに合った学習法を見つけたい」。そんなパパ・ママには、実際にプロの指導を体験してみることをおすすめします。
アクティメソッド西熊本校では、英語 x タイピングという独自の学習法を採用しています。
- 英語トレーニング30分 + タイピング30分のレッスン構成
- 英検の級を目安にしたレベル別クラス分けで、一人ひとりに合ったペースで学習
- タイピングで英単語を覚えるため、ゲーム感覚で楽しく続けられる
- 週1回の通学 + 1日10分の自宅学習という無理のない設計
春休み中に体験レッスンを受けることで、新学年が始まる前にお子さんに合った学習スタイルを見つけることができます。
アクティメソッド西熊本では、まだまだ新規生徒さんを募集中!まずは、お子様と体験教室へお越しください!
まとめ
春休みは約2週間と短い期間ですが、新学年に向けた英語の準備をするには十分な時間です。学年の切り替わりに合わせて、お子さんに必要な英語学習を無理のない範囲で始めてみてください。
この記事のポイント:
- 春休みは学年の節目。新3年生は外国語活動開始、新5年生は教科化で成績がつく
- 英検第1回の申込は3月23日から。春休みは英検準備のスタートに最適
- 自宅学習は毎日10分でOK。リスニング・英単語・読書を組み合わせる
- タイピングを使った英単語学習は、ゲーム感覚で楽しく続けられる
- 新中学1年生は要注意: 小学校の英語が「既習前提」で授業が進む
「うちの子にはどんな準備が必要なのかな?」と迷ったら、まずはお子さんと一緒に体験教室へお越しください。お子さんの今の英語力に合わせた学習アドバイスをお伝えします。
エビデンス一覧(1次資料)
| 情報 | 出典 | URL |
|---|---|---|
| 小学校英語教育の概要(学習指導要領) | 文部科学省 外国語教育 | mext.go.jp |
| 学年別の授業時間・教科区分 | 文部科学省 学習指導要領(2017年告示、2020年全面実施) | mext.go.jp |
| 2026年度 英検試験日程 | 日本英語検定協会 公式サイト | eiken.or.jp |
| 英検5級の試験内容・レベル | 日本英語検定協会 公式サイト | eiken.or.jp |
| 小学校で習う英単語数(600〜700語) | 文部科学省 学習指導要領 外国語編 | mext.go.jp |



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