小学生が英検3級に合格するための勉強法とスケジュール|2026年度最新版
「英検4級には合格したけれど、3級はやっぱり難しいのかな…」
「中学卒業レベルって聞くと、小学生にはまだ早い気がして…」
英検4級に合格したお子さんの次のステップとして、3級を検討しているパパ・ママも多いのではないでしょうか。
実は近年、小学生の英検3級受験者数はこの10年で約1.9倍に増えており、小学生のうちに3級に挑戦することは決して珍しいことではなくなっています(出典:英検協会『統合報告書2025』)。
この記事では、小学生が英検3級に合格するための具体的な勉強法を5つのステップで解説します。2024年度のリニューアルで追加された新しい出題形式への対策や、合格までのスケジュールの立て方、2026年度の試験日程もまとめました。
ぜひ最後までご覧ください。
英検3級はどんな試験?レベルと試験内容を確認しよう
まずは英検3級がどのような試験なのか、基本的な情報を整理しておきましょう。
英検3級のレベルは「中学卒業程度」
英検3級は、中学卒業程度の英語力が求められる試験です。
身近なトピックについて英語で読み書きし、簡単な会話ができるレベルが目安とされています。4級までは一次試験(筆記・リスニング)のみでしたが、3級からは二次試験(英語での面接)が加わるのが大きな違いです。

一次試験の内容(リーディング・ライティング・リスニング)
英検3級の一次試験は、以下の3技能で構成されています。
| 技能 | 試験時間 | 主な出題内容 |
|---|---|---|
| リーディング・ライティング | 65分 | 短文の語句補充、会話文の補充、長文の内容一致、意見論述、Eメール返信 |
| リスニング | 約25分 | 会話の応答文選択、会話の内容一致、文の内容一致 |
合格基準はCSEスコア1,103点(満点1,650点、得点率約66%)です。各技能(リーディング・ライティング・リスニング)にそれぞれ550点が配分されており、特定の技能だけに偏らずバランスよく得点することが大切です。

2024年度リニューアルで変わったポイント
2024年度から、英検3級の試験にいくつかの変更が加えられました。
- 試験時間の延長: 筆記試験が50分から65分に延長
- ライティング問題の追加: 従来の「意見論述問題」に加え、「Eメール問題」が新たに出題
- Eメール問題では、友人からのメールに対する返信を15〜25語で作成
Eメール問題は、メール文中に下線が引かれた2つの質問に答える形式です。内容・語彙・文法の3つの観点で採点されます。
「英語で文章を書く」力がこれまで以上に問われるようになったため、ライティング対策が合否を分ける重要なポイントになっています。

出典:2024年度 英検問題形式リニューアル|日本英語検定協会
二次試験は英語での面接(約5分)
二次試験は、面接官との1対1の英語面接で行われます。試験時間は約5分です。
面接の流れは以下の通りです。
- 英文カードを渡され、20秒間黙読
- 英文カードの音読
- カードの内容に関する質問(2問)
- イラストに関する質問(1問)
- 受験者自身に関する質問(2問)
二次試験の合格基準はCSEスコア353点(満点550点、得点率約64%)で、合格率は約90%と高い水準です。一次試験を通過できる実力があれば、面接対策をしっかり行えば十分合格が可能です。
小学生が英検3級に合格するための勉強法5ステップ
ここからは、小学生のお子さんが英検3級に合格するための具体的な勉強法をご紹介します。
ステップ1: 4級の基礎がしっかり身についているか確認する
英検3級の勉強を始める前に、4級で学んだ内容が定着しているかを確認しましょう。
3級の問題には4級レベルの語彙や文法が前提として含まれています。4級の過去問を解いてみて、8割以上の正答率が取れるようであれば、3級の学習に進んで問題ありません。
もし苦手な分野がある場合は、そこを補強してから3級の勉強を始めるのが効率的です。
ステップ2: 中学レベルの文法を段階的に学ぶ
英検3級では、4級までには出てこなかった中学2〜3年生レベルの文法が出題されます。
特に押さえておきたい文法項目は以下の通りです。
- 現在完了形(have + 過去分詞): 「I have lived in Kumamoto for 5 years.」
- 受動態(be動詞 + 過去分詞): 「This book was written by a famous author.」
- 不定詞の応用: 「I want you to help me.」
- 関係代名詞(who, which, that): 「The girl who is playing the piano is my sister.」
- 比較級・最上級の応用: 「This is the most interesting book I have ever read.」
これらを一度に覚えようとするのではなく、1週間に1つの文法項目を学ぶペースで進めると、小学生でも無理なく理解できます。
ステップ3: ライティング対策は「型」を覚える
2024年度のリニューアルにより、ライティングの重要度が増しました。意見論述問題とEメール問題、2種類の対策が必要です。
意見論述問題の書き方
「QUESTION: Do you think it is good for children to have pets?」のような質問に対し、自分の意見と理由を英語で書く問題です。
以下の型を覚えておくと書きやすくなります。
I think [自分の意見]. I have two reasons.
First, [理由1].
Second, [理由2].
Eメール問題の書き方
友人からのメールに返信する問題です。メール中の2つの質問(下線部分)に答えながら、15〜25語で返信を書きます。
Hi [名前],
Thank you for your email. [質問1への回答]. [質問2への回答].
どちらも、まずは日本語で考えてから英語にする練習を繰り返すことで、本番でも落ち着いて書けるようになります。
ステップ4: リスニングは毎日10分の習慣化が鍵
リスニングは一朝一夕には伸びない技能ですが、毎日10分の練習を続けることで確実に力がつきます。
効果的な練習方法は以下の通りです。
- 英検3級の過去問リスニング音声を繰り返し聞く(英検公式サイトから無料でダウンロード可能)
- 最初は音声を聞いてから選択肢を見る → 慣れてきたら選択肢を先に読んでから聞く
- 聞き取れなかった部分はスクリプトを確認し、音読する
リスニングは配点550点と、リーディング・ライティングと同じ配点です。リスニングで安定して得点できると、合格がぐっと近づきます。
ステップ5: 二次試験(面接)は音読練習で自信をつける
二次試験で最も大切なのは、英語で声を出すことに慣れることです。
面接で高得点を取るためのポイントは3つあります。
- 音読は大きな声ではっきりと: 発音の正確さよりも、相手に伝わるかどうかが評価されます
- 質問が聞き取れなかったら聞き返す: 「Could you say that again?」と言えば、減点されずにもう一度聞けます
- 沈黙を避ける: 完璧な文でなくても、何か答えようとする姿勢が大切です
家庭での練習方法としては、パパ・ママが面接官役になり、過去問の質問を読み上げてお子さんに答えてもらう「模擬面接」がおすすめです。
英検3級合格までのスケジュールの立て方
目標の試験回を決める
英検は年3回実施されます。お子さんの現在の英語力と学校行事のスケジュールを考慮して、どの回を受験するかを決めましょう。
4級に合格したばかりであれば、3〜4ヶ月の準備期間を確保するのが理想的です。
3ヶ月間の学習スケジュール例
| 時期 | 学習内容 | 1日の目安時間 |
|---|---|---|
| 3ヶ月前〜2ヶ月前 | 文法の基礎学習(現在完了形・受動態・関係代名詞)+ 単語暗記 | 20〜30分 |
| 2ヶ月前〜1ヶ月前 | 過去問演習(リーディング・リスニング)+ ライティング練習 | 30分 |
| 1ヶ月前〜直前 | 過去問の総仕上げ + 面接練習 | 30〜40分 |
小学生の場合、1日20〜30分の学習を毎日継続することが最も効果的です。週末にまとめて勉強するよりも、短時間でも毎日触れるほうが記憶に定着しやすいと言われています。
2026年度の英検試験日程と検定料
2026年度の試験日程は以下の通りです。お子さんの学校行事や習い事のスケジュールと照らし合わせて、受験する回を検討してみてください。
試験日程一覧(2026年度)
| 受付期間 | 一次試験 | 二次試験 | |
|---|---|---|---|
| 第1回 | 3月23日(月)〜5月7日(木) | 5月31日(日) | 7月5日(日)/ 7月12日(日) |
| 第2回 | 6月30日(火)〜9月7日(月) | 10月4日(日) | 11月8日(日)/ 11月15日(日) |
| 第3回 | 10月30日(金)〜12月14日(月) | 1月24日(日) | 2月28日(日)/ 3月7日(日) |

検定料(2026年度)
| 受験会場 | 検定料(税込) |
|---|---|
| 本会場 | 6,800円 |
| 準会場 | 4,900円 |
2026年度は前年度より一律100円引き下げされています。準会場(通っている学校や塾での受験)のほうが費用を抑えられます。

タイピングで英単語を効率的に覚える方法
英検3級では約1,250〜1,350語の語彙力が求められます。4級までの約600語に加え、さらに600語以上の新しい英単語を覚える必要があります。
「書いて覚える」のが一般的な方法ですが、何度もノートに書き取りをするのはお子さんにとって苦痛になりがちですよね。
アクティメソッド西熊本校では、タイピングを使って英単語を覚えるという独自の学習法を採用しています。
キーボードでアルファベットを打ち込む動作は、手書きとは異なる指先の感覚を使うため、当校の指導経験上、スペルの記憶定着に効果的です。ゲーム感覚でタイピング練習ができるため、お子さんが「もっとやりたい」と自分から学習に向かうケースも多く、好評です。
週1回のレッスン(英語トレーニング30分 + タイピング30分)と、1日10分の自宅学習を組み合わせることで、英検3級に必要な語彙力を無理なく積み上げていくことができます。
アクティメソッド西熊本では、まだまだ新規生徒さんを募集中!まずは、お子様と体験教室へお越しください!
まとめ
英検3級は「中学卒業程度」のレベルですが、しっかりと計画を立てて勉強すれば、小学生でも十分に合格を目指せる試験です。
この記事のポイント:
- 英検3級は一次試験(リーディング・ライティング・リスニング)+ 二次試験(面接)の構成
- 2024年度のリニューアルでEメール問題が追加。ライティング対策がより重要に
- 合格の鍵は毎日20〜30分の学習を3ヶ月間継続すること
- リスニングとライティングは配点が高いため、重点的に対策を
2026年度の第1回検定は、受付が3月23日から始まります。今から準備を始めれば、5月31日の一次試験に十分間に合います。
「うちの子にもできるかな?」と迷っているパパ・ママは、まずはお子さんと一緒に体験教室へお越しください。
エビデンス一覧(1次資料)
| 情報 | 出典 | URL |
|---|---|---|
| 英検3級の試験内容・レベル | 日本英語検定協会 公式サイト | eiken.or.jp |
| CSEスコア合格基準 | 日本英語検定協会「CSEスコアでの合否判定方法」 | eiken.or.jp |
| 2024年度問題形式リニューアル | 日本英語検定協会 リニューアルサイト | eiken.or.jp |
| 2026年度試験日程 | 日本英語検定協会「2026年度 試験日程」 | eiken.or.jp |
| 2026年度検定料 | 日本英語検定協会「2026年度の検定料」 | eiken.or.jp |
| 小学生受験者数の推移 | 英検協会『統合報告書2025』 | eiken.or.jp |
| 英検受験の状況 | 日本英語検定協会「受験の状況」 | eiken.or.jp |



コメント