英検4級に合格すると、「このまま3級も目指したほうがいいのかな?」と考え始める方も多いのではないでしょうか。
一方で、「小学生で英検3級は難しいと聞くし…」「まだ早いのでは?」と不安になる気持ちも自然なことです。
英検3級は、4級と比べて試験内容が大きく変わり、つまずきやすいポイントが増える級でもあります。
この記事では、英検4級合格後に親が悩みやすいポイントを整理しながら、小学生が英検3級に進めるかどうかを判断するための考え方をお伝えします。
英検4級と3級はここが大きく違う
小学生のわが子が英検4級に合格すると、「このまま3級も目指せそう」と感じる方も多いかもしれません。
しかし、英検3級は4級と比べて、試験内容や求められる力が大きく変わります。
まずは、4級と3級の違いを整理しながら、なぜ「難しく感じやすいのか」を見ていきましょう。
単語量・文章量が一気に増える
英検4級から3級に進むと、単語量と文章量が一気に増えることが大きな変化です。
英検4級合格に必要とされる英単語数は、およそ600語~1,300語程度ですが、英検3級になると1,250~2,100語が目安とされています。
さらに、英検3級はレベルも「中学卒業程度」となり、英検4級に比べてレベルが一段上がります。
英検4級では短いフレーズを読んで答える問題が中心でしたが、英検3級になると英文一つひとつが長くなり、物語文や説明文など、まとまった文章を読み取る力が求められるようになります。
そのため、小学生のわが子が英検4級に合格して「次はどうしよう」と考えたとき、「小学生にはまだ早いのでは」「ちゃんとついていけるかな」と感じる保護者の方も少なくありません。
英語を「読む」スキルだけでなく「考えて答える」スキルが求められる
英検4級までは、英文を読んで正解を選ぶ「読む中心」の試験でしたが、英検3級からは「考えて、自分の言葉で答える力」が求められるようになります。
その代表的な例が、英検3級から加わるライティング問題です。
ライティングでは、質問に対して自分の意見とその理由を、25~35語の英文で書く必要があります。
「I think ~ because …」のように、考えを順序立てて伝える力が求められるため、4級までの「選ぶだけ」の問題とは大きく印象が変わり、ここで難しさを感じる小学生も少なくありません。
読む力が身についていても、『書く力』は別に準備が必要になるのが英検3級です。
二次試験(面接)が入る
英検4級と英検3級の大きな違いのひとつが、二次試験に面接が入ることです。
4級までは合否に関係しない録音形式でしたが、英検3級からは一次試験に合格すると、別日に約5分間の対面式面接が行われ、これに合格してはじめて資格が認定されます。
そのため、「小学生に英会話は難しいのでは」「緊張してうまく話せないのでは」と、不安に感じる保護者の方も少なくありません。
しかし、英検3級の面接試験は、事前に流れを理解して練習しておけば、小学生でも十分対応できる内容です。
面接では、カードの英文を音読したあとに内容について質問されたり、イラストを見て状況を説明したり、自分の考えを英語で伝える場面があります。
面接官と1対1で話す形式のため緊張しやすいものの、質問の流れや答え方にはある程度の型があります。
Yes/Noで答えたあとに理由を1文添えるなど、ポイントを押さえて練習しておくことで、落ち着いて受けられるケースが多いのも特徴です。
小学生が英検3級に挑戦するための3つの壁
英検4級までは順調に進めていても、3級になると「急に難しくなった」と感じるケースは少なくありません。
その理由は、英検3級から試験内容が大きく変わり、小学生にとってつまずきやすいポイント=“壁”がいくつか現れるためです。
ここでは、小学生が英検3級に挑戦する際に、特に多くのご家庭が悩みやすい3つの壁を整理して解説します。
英検3級の壁①|長文読解が一気にレベルアップ
英検3級で多くの小学生が最初につまずきやすいのが、長文読解が一気にレベルアップすることです。
英検4級では、60語ほどの短い掲示や150語前後のメール文が中心でしたが、英検3級になると、200~300語程度の説明文や物語文を読み取る問題が増えてきます。
そのため、「英検3級は難しい」「小学生のわが子にはハードルが高い」と感じる保護者の方も少なくありません。
また、英検3級の長文では、ただ単語を拾うだけではなく、段落ごとの要点をつかみながら、「なぜそうなるのか」「どちらが正しいか」といった理由や流れを考えて答える力が求められます。
選択肢も、本文の表現を言いかえたものが多く、内容を整理しながら読む必要があります。
ただし、テーマ自体は学校生活や趣味、旅行など、小学生にとって身近な内容が中心です。
過去問の長文を1日1題音読したり、簡単に内容をまとめたりする習慣をつけていくと、少しずつ長文への苦手意識が薄れ、無理なく英検3級レベルに近づいていけるでしょう。
英検3級の壁②│英作文(ライティング)が初めて出てくる
英検3級に進むと、多くの小学生が戸惑いやすいのが、英作文(ライティング)が初めて出てくることです。
英検4級まではマークシート形式で答えを選ぶ問題が中心でしたが、英検3級からは、自分の考えを英語で書いて伝える力が求められます。
この変化が、「小学生に英検3級は難しい」と感じられやすい大きな理由のひとつです。
英作文は一次試験の最後に出題され、質問に対して「自分の意見」と「その理由」を、25~35語程度で書く形式になっています。
配点も比較的高く、文法・語彙・内容のバランスが見られるため、ここで差がつきやすいパートでもあります。
英検4級に合格して間もない小学生にとっては、「何を書けばいいの?」「理由を英語でどう並べたらいいの?」と迷いやすく、「無理かも…」と不安になることも少なくありません。
ただし、ライティングにはコツがあります。
・「I think ~ because …」のような決まった型を覚える
・意見 → 理由の順で考える
これらを繰り返し練習することで、英作文は少しずつ形にできるようになります。
特別な表現をたくさん使う必要はなく、知っている単語や4級までに学んだ文法を使って、自分の考えを素直に書けば大丈夫です。
英検3級の壁③│二次試験(面接)への不安
英検3級に挑戦する際、多くの小学生と保護者の方が、いちばん不安を感じやすいのが二次試験(面接)があることです。
英検4級までは、スピーキングは合否に関係しない録音形式でしたが、英検3級からは一次試験に合格すると、別日に約5分間の対面式面接が行われ、これに合格してはじめて資格が認定されます。
そのため、「小学生には英検3級は難しいのでは」「緊張しやすいわが子が、知らない大人と英語で話すなんて無理かも」と、不安に感じてしまうのも無理はありません。
面接では、カードの英文を音読したあとに内容について答えたり、イラストを見て説明したり、「好きなもの」や「昨日したこと」など、身近なテーマについて自分の考えを英語で伝えます。
発音や即興で答えることに緊張し、「頭が真っ白になりそう」と心配されるお子さんも多いですが、英検3級の面接は、基本的な受け答えができれば評価される試験です。
Yes/Noで答えたあとに理由を1文添えるなど、簡単な英文でも十分評価されますし、ゆっくり話そうとする姿勢や、伝えようとする気持ちも大切に見てもらえます。
親子でのロールプレイや、短い英会話練習を少しずつ取り入れておくと、面接への不安はぐっとやわらぎます。
形式に慣れ、自信を持って話せるようになれば、小学生でも無理なく二次試験を乗り越えることができるでしょう。
小学生のわが子が英検3級に進めるかどうかの判断ポイント
英検4級に合格したあと、「次は3級を目指すべき?」「まだ早いのでは?」と迷う保護者の方は少なくありません。
小学生の英検3級挑戦は、学年だけで判断できるものではなく、これまでの学習の積み重ねや英語との関わり方によって適切なタイミングが変わります。
ここでは、小学生が英検3級に進めるかどうかを考えるうえで、特に見ておきたい判断ポイントを整理していきます。
学年よりも「英語への慣れ」
「小学生が英検3級に進めるかどうか」は、「何年生から適しているか」という学年の問題よりも、これまでどれだけ英語に親しんできたか、つまり英語への慣れで大きく変わります。
英検3級は中学卒業程度のレベルとされており、習得すべき単語数や試験内容が、英検4級から大きく変わるためです。
そのため、英検4級の内容が「なんとなく分かる」状態ではなく、単語や文法を使って自分で読んだり、伝えたりできているかどうかが、大切な判断ポイントになります。
実際に、「英検3級は小学生には難しい」「まだ早いのでは」と感じるケースの多くは、英語を読む・聞くといったインプットや、簡単に書く・話すといったアウトプットの経験が少なく、長文読解や自分の考えを英語で表現することに慣れていない場合です。
反対に、英検4級合格後も英語の動画や本に日常的に触れ、英文を声に出して読んだり、簡単な自己紹介や好きなことを英語で話す習慣があるお子さんであれば、学年に関係なく英検3級に挑戦できる力が育っていると言えるでしょう。
英検3級に進めるか判断するためのチェックリスト
英検3級では、長文読解・英作文・面接といった力が求められます。
以下は、実際の試験内容をもとに、家庭で確認しやすい判断ポイントです。
「英検3級に進んでよいか」を判断するための目安を整理してみましょう。
□ 英語の動画・音声・本などに日常的に触れている
□ 英文を声に出して読むことに抵抗がない
□ 簡単な自己紹介や、好きなことを英語で言える
□ 英検4級の過去問で正答率が8割以上取れている
□ 長文問題で、文章全体の流れをつかめている
□ 解いたあとに「内容が分かった」と本人が感じている
4つ以上当てはまる場合は、学年に関係なく、英検3級に挑戦できる準備が整ってきている状態と言えるでしょう。
※すべてにチェックが入らなくても問題ありません。今できていることを土台に、少しずつ準備を進めていくことが大切です。
英検4級合格時の状態を見る
「英検4級の次、どうしよう」と迷ったときに、まず見ていただきたいのが、4級に合格したときのお子さんの状態です。
英検4級の採点結果が「ギリギリ合格だったか」「比較的余裕をもって解けていたか」で、3級への準備状況は大きく変わってきます。
「小学生には英検3級は難しい」「まだ無理かも」と感じるケースの多くは、4級の単語や文法があいまいなまま、次の級へ進んでしまう場合です。
英検3級では、必要な単語数が1300~2100語程度に増え、文法も中学卒業レベルへと一段階上がります。そのため、英検4級の内容がしっかり身についているかどうかが、大切な土台になります。
目安としては、4級の過去問をもう一度解いたときに正答率が8割以上あるか、長文問題で文章全体の流れをつかめているかを確認してみてください。
もし時間に余裕をもって解けていたり、「内容がちゃんと分かる」と感じられる状態であれば、「何年生か」にこだわりすぎる必要はありません。
基礎が整っていれば、小学生でも無理なく次のステップを目指すことができます。
英検3級は今すぐ受けなくても大丈夫|4級合格後にやっておきたいこと
英検3級は今すぐ受けなくても大丈夫です。
小学生にとって英検3級が難しく感じられやすいのは、習得する英単語数が一気に増え、文法も中学卒業レベルまで広がるからです。
土台が固まらないまま進むと、「まだ早かったかも」「無理かも…」と感じてしまうこともあります。
そこでおすすめしたいのが、4級合格後のタイミングで基礎をしっかり固め直すことです。
合格直後は達成感もあり、学習への意欲が高まりやすい時期なので、4級の過去問をもう一度解き直し、リーディングやリスニングで安定して8割以上取れる状態を目指しましょう。
同時に、3級レベルの単語にも少しずつ触れ始め、毎日無理のない量を音読や書き取りで覚える習慣をつけていくと安心です。
それでも、「この進め方で合っているのか」「今すぐ3級を目指してよいのか」と迷うこともあるかもしれません。
英検3級に進むタイミングに迷っている方は、まずは今のお子さんの状態を整理するところから始めてみてください。
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